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京都の三大祭りの1つである、祇園祭。

7月1日~31日まで1ヶ月間に渡って、行われる祭事です。

(ちなみに他の2つは葵祭と時代祭)

794年、桓武天皇によって平安京が建てられ、流入する人々が増え、人口過密となり、町は疫病がまん延することとなりました。

平安京をはじめとして、各地で起きていた疫病、目に見えない怖ろしい災いに対し、人々は災厄が鎮まり退散するように祈りを捧げるようになります。

869年に行われたといわれる、スサノオノミコト(祇園の神・牛頭天王)を祀る、京都八坂神社の「祇園会(ぎおん
え)」(祇園御霊会)が、祇園祭の始まりとされています。

当時の国の数であったという66本の鉾を立て、悪霊退散の祈りが捧げられました。

祇園祭は、7月1日の「吉符入り」から31日の「疫神社夏越祭」まで、様々な祭事が行われます。

一番のメインイベントは、17日午前中に行われる「山鉾巡行」です。

現在は9基の鉾に23基の山が巡行しています。

まず、山鉾先頭の長刀鉾に乗った稚児(生神様)の注連縄切により、結界が解き放たれます。

各十数tもの重さの山鉾が沿道の人々に見守られる中、笛や太鼓や鉦(かね)の「コンコンチキチン、コンチキ
チン」という印象的な祇園囃子の音と共に、都大路を進んで行きます。

鉾(槍に似た武器)や松の木が立てられるのは、これに悪霊が吸い込まれ、災厄が取り除かれると信じられているからということです。

交差点を曲がる際、下に青竹を敷いて水を撒き、豪快に方向転換させる迫力の辻回しは、山鉾巡行の見せ場です。

1ヶ月の長い期間行われる祇園祭、この時季欠かせない鱧を味わいに、ふらっと京都へ出掛けてみるものいいですね。
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