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鮭は、生まれた川に再び戻る、回帰性の魚として知られます。

これを発見したのは、江戸時代、越後村上藩士の青砥 武平治(あおと ぶへいじ)でした。

越後村上(新潟県)は、古くから、蝦夷地(北海道)と並ぶ鮭の特産地で、平安時代には京の都に鮭を献上していたそうです。

そして、武平治は、鮭の増殖に努め「種川の制」というシステムを考案しました。

村上藩もこれに協力し、事業は成功。
藩の財源確保に、大きく貢献したそうです。

現在でも、伝統が受け継がれる村上市では、鮭料理の種類が百以上あるといわれています。

一方、北海道の鮭の故郷と言われているのは、標津(しべつ)町の忠類(ちゅうるい)川です。

忠類川では、鮭の遡上(そじょう)が、8月下旬頃から12月初旬頃まで見られるそうです。

標津という町の名の由来は、2つの説があるといいます。
1つ目は、アイヌ語で、大きな川を意味する「シ・ベツ」からという説。
2つ目は、鮭のいる川を意味する「シベヲツ」が「シベツ」になった、という説です。

標津町では、鮭が孵化した後、5cm程に育てた稚魚を川へ放流し、4年後に帰ってくる割合は約10%だそうです。

日本全国での平均は、約4%といいますから、その率の高さには、町の人々の労力がうかがえますね。

また、11月11日(日)は鮭の日でした。
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