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クラクラするような暑さが続いています。

夏真っ只中。

この時季に、買い物にスーパーや八百屋へ出かけると、「冬」という文字を見かけます。

外側の皮は鮮やかな緑色、内側の果肉は真っ白の「冬瓜(とうがん)」です。

丸のままだと、とても大きいので、スーパー等では、半割りや1/4程度に切られて売られています。

なぜ「冬」の文字があてられているかと言うと、

★冬瓜の皮はきめが細かく、密度があってしっかりと固い。

★中の水分が外へ失われにくく、丸のままならば、収穫後数ヶ月の長期保存が可能である。

★夏に収穫しても、冷暗所なら、冬まで貯蔵して食べられる。

などの理由で「冬瓜」と言うわけなのです。

冬瓜は、96%が水分で、ビタミンCが多く低カロリー、消化も良く胃に優しく、ダイエットにはぴったりです。

漢方や薬膳料理にも使われ、熱を冷まし、渇きを止める作用など、夏バテにも有効です。

また、利尿効果が高く、むくみの解消にもいいそうです。

ただ、味はほとんど無いに等しいので、基本的に、だしを冬瓜にしっかり含ませる調理方法になります。

例えば、中国、夏の広東の有名な料理である「トンクワチョン」は、まず、丸のままの冬瓜を器にして中をくり
抜きます。

そこに、だしの出るさまざまな食材を入れ、スープを注ぎ、丸ごと蒸し上げます。

これは、複数の人で取り分けて食べる宴席料理です。

外側の皮に、吉祥の図柄や文字など彫刻が入れられると、一層豪華な雰囲気です。

食べる時は、スープのうまみをたっぷり含んだ内側の冬瓜の果肉もこそげて盛り付けます。

さて、冬瓜は、沖縄でとても古くから食べられているポピュラーな野菜です。

(ちなみに冬瓜は、沖縄の方言で「シブイ」と呼ばれているそうです。 )

スープの他に、あんかけ料理程度しか調理方法が思いつきにくいですが、沖縄料理を参考にするのは得策かもしれませんね。
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